RUGIR Vo&Gt Masuko's Blog

RUGIRのVo&Gt 増子知樹のブログ

2020 2.19 Fri RUGIR 1st live

遅くなりましたが一昨日のRUGIRの新体制初ライブに来ていただいた方々、配信を見ていただいた方々本当にありがとうございました。


以前使おうとしていたブログがあったのでベースのRenに続けて僕もマイペースながらブログをやって行こうと思います。

今回はライブでは言えなかった気持ちを書いていこうと思います。


僕は約3年前社会人を辞め、フリーターになり音楽をやる決心をして1人でRugirという名前で始めました。当時はメンバーがいなかったので弾き語りからのスタートでその後少しして今回のライブのサポートドラマーのしげきと出会い、カホンとアコギでシューゲイザーをやるという直感的且つ荒削りなやり方で無理やり個性を作っていた気がします。当時は今よりも表現が下手で演奏をイマイチなオリジナル曲をやっていましたが限界を感じてしまい、その後出会ったベーシストをサポートにいれてバンド体制でライブをしてから表舞台を降りて地下活動をする事にしました。


それから自分が前にやっていたバンドのドラマーに声を掛け、しげきの友人のベーシストを見つけてデータのやり取りで曲を作っていき今回の5曲が出来上がりました。過去の曲をボツにしてもう一度自分の気持ちに素直になりたい表現に立ち返った曲なので手応えがありました。

しかしその後もメンバーが見つかるも折れたりしてドラムも音楽を辞める意思を見せてくれてまた1人になると思った瞬間にベースのRenから声を掛けてもらい美波子と彼の親しいドラマーに加入してもらい念願だったバンドとしてのスタートを切る事になりました。


ですがその時既にコロナが流行し始めていてスタジオに入れずオンラインや通話で意見を交換をしながら出会って半年後にスタジオに入り始めアー写を撮りました。その後もドラマーの脱退やメンバーの環境の変化でまた活動が止まり

僕自身は長年の気持ちが解放された様な状態だったので精神的にキツくなってしまいやりたい事が出来ない辛さ故自殺を考えてしまった期間がありました。

でも今回のライブはそれまでの全てを肯定出来た様ななんとも誇らしい気持ちになれたんです。コロナで閉塞感が流れ出会いや人間関係にも確執が出来そうなこの時代に僕はこんな素晴らしいメンバーと出会えたんだから無駄な時間は一つもなかったと。


今回のライブで最後に演奏した「Scene」という曲は脱サラする時に苦楽を共にした街とそこで出会った大切な人達や過ごした日々を歌にした曲で聴く人達のそれぞれの時間や目に見える物を大切にして欲しいと思って歌っています。

この状況でライブに来る事自体リスキーだし、勇気のいる事でそれでも来てくれた皆さんには感謝してもしきれません。

2年ぶりとなったライブで緊張していましたがステージに立って1曲目を演奏し始めて直ぐに緊張が取れて誇らしくそして堂々と自分達が1番かっこいいという気持ちをステージで出す事ができたので来てくれた分の何かは与えられたのではないでしょうか?


今回ライブをした大塚Deepaはソロ時代にバンドで最初で最後にライブをした場所でしかも当時サポートしていたしげきが今回もサポートに入ってくれて僕の苦労を知っているので彼も凄く感慨深いと言って楽しみながら演奏してくれたのも僕の今後の自信になりました。

音楽は人との出会いを作りそれを育み続ける事ができる最高のロマンだと思います。


音楽的に根暗感を感じると思いますが僕は一期一会を凄く大事にしていてコミュニケーションを取ることに喜びを感じています。今はネガティヴな曲もポジティブに演奏できるし、前を向いているからこその攻撃的な曲も作っているので今後のRUGIRの曲にもご期待頂けると幸いです。


会場にいた皆さんで強い意志と素直な気持ちを持って良い未来を皆んなで掴んでいきましょう。そしてまた必ず会いましょう。


少しまた時間が空きますがEggsの曲を聴きながらライブのアーカイブを見ながら僕らの音楽を忘れないで下さいね。


それでは。


RUGIR Vo&Gt Masuko Tomoki